マラソンなどで使うランニングシューズの選び方って難しくないですか?
私もなんとなくで選んでしまいました(><)
練習で走るたびに足首が痛くなり、これでは故障すると思いシューズをしっかり選ぼうと決心したんです。
なので、ここでは自分の足にフィットする適切なランニングシューズを履きたい方へその選び方の参考となるようにしました。
結論から言いますと、マラソン初心者ほどシューズ選びは慎重にするべきだと思います。
正しいフォームと疲れない走り方のためにはシューズの選び方は本当に大切です。
ランニングのタイムを向上させる以前に故障しない体つくりを目指してみましょう。
オーダーメイドを勘違いしていました
実は、ランニングシューズのオーダーメイドについて勘違いをしていました。
アシックスなどでは足の3次元足形計測を無料でしてくれます。
で、その足の形に合わせて完全にその人の足に合わせたシューズを作成してくれると思ってました。
実際は、そこまでやってくれません。予め決まったタイプのものから選んでいくのでセミオーダーになります。
インソールも作成してくれますが、コレも完全オーダーではなくセミオーダーになります。
オーダーメイドだから、自分の足にピッタリとフィットする靴が作れて最高じゃん!
と思ってたんですが見事に当てが外れてしまいました(><)
これ、多くの人が同じように勘違いしているのでは?と感じています。
自分の足にピッタリとフィットするランニングシューズが欲しいと言う思いは出鼻からくじかれてしまいました。
インソールが大切
諦めきれずに色々と探していたら、インソールを完全にオーダーメイドすることで走りやすくなることを知りました。
インソールにより、適切な骨格の状態になり適切な筋肉とフォームで走ることが出来るんです。
お~!!コレコレ!
まさしく私が求めていたのはコレです!
間接に無理な負荷がかからなくなり、怪我の防止にもつながる。
こんな、シューズが欲しかったんですよ。
シューズが無理なら、インソール(中敷き)でカバーできるってことなんです。
しかも、完全に自分の足に合わせたオーダーメイドだから安心。
早速、完全オーダーメイドのインソールを作成してもらうためにお店に行ってきました。
足道楽に行ってみた
今回、ランニングシューズ選びとインソールの完全オーダーメイドを作成してもらうためにお世話になったのが足道楽さんです。
全国に20店舗以上あるようです。
外反母趾や膝痛、腰痛などの方向けにもインソールを作成しています。
勿論、私のようにランニングそして各種のスポーツにも対応したインソールを作成しています。
実は、足道楽さんはかなり有名みたいなんです。
一般の人だけでなくプロアスリートにも愛用者が多いそうです。
ラグビーのリーチマイケルさんを始め、箱根駅伝などで強豪校として有名な青山学院大学の駅伝部のレギュラークラスの方もここのインソールを愛用しているそうです。
ランニング教室もやっているようで、愛用者が多いことが分かります。
ちなみに、足道楽さんは米国足病医学認定「スーパーフィートインソール」の販売数が14年連続世界ナンバー1だそうです。
私は全く知りませんでしたけど、インソールをオーダーしている人って驚くほど多いんですね。
アスリートだけでなく一般の人でも愛用者が多いそうでビックリしました。
なるほど~、この中敷きを使うことで骨格が適切に保たれるんですね。
ほ~、足のタイプが大きく分けて3つあるんですね~。
フムフム、お店に来ると色々な解説があるので勉強になります。
店員さんに聞くと、色々と親切に教えて頂けます。
勿論、ランニングシューズだけでなく普段履きの靴や革靴なども販売されていてそれぞれに適したインソールを作成してもらえます。
不思議なことに、店員さんは無理に売ってくることをしません。
聞けば、色々と説明をしてもらえますし買わなくても何とも言わない感じです。
買うかどうかは別として、お店に行くだけでも面白いと思いますよ^^
オーダーメイドのインソール制作
足道楽さんに行ったら、ランニングシューズを選びたいから足の測定をして欲しいと伝えましょう。
自分の足に合わせたインソールとシューズ選びにアドバイスをしてもらえます。
まずは、足の計測から始めます。
1.座った状態での足のサイズ計測
まずは、座った状態で足のサイズを左右測定します。
私も初めて知ったのですが、座っている時つまり足に負荷をかけない時と立っている時で足のサイズが変わるんです。
アナログな感じの計測ですけど、しっかりと測ってもらっているので大丈夫です。
2.立った状態での足のサイズ計測
次は、立った状態で足の大きさを測定します。
この時に、足の長さと足の幅も一緒に計測してくれます。
私は、足が幅広の方なので普段の靴も合うものがなかなかなくて苦労しています。
これも、サクッと計測してもらえて次に進みます。
3.足の負荷をチェック
さて、またまたアナログな感じですが次は足の裏のどこに負荷がかかっているかのチェックをします。
左右の足で何処にどれくらいの力がかかっているかが一目瞭然です。
濃くなっているところが重点的に負荷(体重)がかかっている場所になります。
本来であれば、かかとにしっかりと体重がかかっているのが理想ですが、私の場合は少し前傾姿勢になっているようです。
また、左右で体重の掛かり方も違っています。
4.状態説明
データを取るのには、大よそ5分~10分くらいかかります。
全てのデータを取り揃えたら、スタッフさんから現在の足の状態につて詳しく説明があります。
足の骨格標本を使って説明してもらえるので分かりやすいです。
ふんふん、なるほど。やはり、プロの方の説明は分かりやすいです。
データ計測して説明終了までが大体20分くらいかな。
ここまでは、全て無料です。また、売り込みも一切ありません。
質問にも丁寧に答えて頂けます。
私の場合は、自分にあった靴が見当たらないこと、怪我をしないようにしたいこと、正しいランニングフォームを身につけたいことなどを話してみました。
そして、インソールをしっかりと作った方が良いという結論になり自分の足にジャストフィットするオーダーメイドのインソールを作ることにしました。
5.オーダーメイドのインソール制作
ここから、オーダーメイドのインソールを作る工程になります。
大体10分くらいなので、それほど時間はかかりません。
まずは、インソールの基を左右用意してくれます。
そして、ここからがポイント。足を真空状態にしてインソールを自分の足にジャストフィットするように型を取ってくれます。
この時、足の角度を微妙にずらして全く足の裏に負荷がかかっていない状態になっています。
プロのコツがあるようです。思ったよりも時間がかからないので助かりました。
そこから、中敷きの制作をしてもらいます。
思っている以上に手軽に出来上がるのでビックリしました。
普段はいている靴やランニングシューズを持って行くと、正しい歩き方などのアドバイスもしてもらえますよ。
作った中敷きも靴に合うように入れてもらえます。
ちなみに、この中敷きは取り外しできるので違う靴でも使うことが出来るのも嬉しいポイント。
足周りのことは何でもアドバイスしてくれるのでかなり助かりました。
そして、コチラが出来あがったインソールになります。
見た目以上にしっかりとした作りになっています。
勿論、私の足をかたどっているのでフィット感も抜群です。
インソールは取り外しできるので色々な靴にも入れ替えることが出来ます。
う~ん、オーダーメイドのインソールを作って良かった^^
シューズ選びをしてもらった
私の場合、いつも使っているランニングシューズが大きすぎることが分かりました。
つまり、自分の足に全くあっていないのです。
なので、インソールを作成するだけでなくオススメのランニングシューズも購入することにしました。
そこで、紹介された靴がニュートン(NEWTON)です。
私は始めて聞いたランニングシューズメーカーでした。
ただ、アメリカではかなり有名でランニングシューズ業界ではそれなりのシェアを占めていると言うことでした。
日本でも、トライアスロンの人は使っている人が結構いるそうです。
価格帯としては、15,000円~20,000円くらいですね。
アシックスやナイキなどでも、ちゃんとランニングやろうとする人が選ぶシューズもコレくらいの価格帯です。
なので、ランニングシューズ自体の価格はそんなに高いとは思いません。
では、なぜこのシューズを選んだかと言いますと
●軽い
●幅広な足の私でも窮屈感がない
●クッション性に優れいている
●フラット走法がやりやすい
なかでも、フラット走法にチャレンジしたい私にはまさにうってつけのシューズでした。
フラット走法の良し悪しはあると思います。かかとから着地するのが自然と言う意見もあると思います。
ただ、身につけておいて損はないと思っているのがフラット走法です。
これ、普通のランニングシューズだと結構難しいんですよね。
でも、ニュートンのランニングシューズだとその構造としてフラット走法がやりやすい形状になっているんです。
ソールの前足部にあるラグと言われる部分です。これが、フラット走法をしやすくしてくれてかつ前進する推進力を生みだしてくれるそうです。
シューズの設計自体も地面と水平に近い作りにしているのでフラット走法がしやすいんですね。
勿論、シューズ自体は軽いのにクッション性も抜群です。
自然とフラット走法になるシューズがあるなんて知らなかったのでビックリです。
普通のランニングシューズでフラット走法を身につけるにはかなりの労力が必要になると思うのでシューズがその役割を果たしてくれるのは嬉しいですね。
自分の足のサイズにもフィットしたし機能性も充分過ぎるので直ぐに購入を決意しました。
まだまだマイナーなランニングシューズですけど、普及していってほしいと思います。
足くびのサポーターも選んだ
そして、走ると足くびの痛みが気になっていた私が選んだのがコチラです。
BAUERFEINDの足くびサポーター
膝や肩や腰椎など用にもサポーターがあるそうですが、私の場合は足首ポイントでした。
プロアスリートの方も利用されているそうです。
水の中でも利用できるので、水中でのリハビリで利用される方も多いそうです。
このサポーターを使うと横ブレを防いでくれます。
縦方向、つまり走るために必要な動きはしっかりとサポートしてくれてねん挫などの原因になる横方向の動きをガードしてくれます。
作りもしっかりしていて、足首にフィットするしちょうど良い締め心地です。
オーダーメイドの中敷きにいくら必要か
さてさて、気になるのはやはりお値段ですよね。
スポーツ用のオーダーメイドインソールは20800円(税別)となります。
そして、私の購入したシューズのお値段が20000円(税別)
さらに、足首サポーターは一つ9800円(税別)。左右両方とも購入したのでこの2倍です。
インソール、ランニングシューズ、足首サポーターをそろえて6万円超えるくらいしました。
私の場合は、怪我を出来るだけ防ぎたいので全てをそろえた感じになります。
この辺は、人によって必要なものは違ってくると思います。
気軽に購入出来る金額ではないと思いますので、しっかりと検討してみるべきかと思います。
ただ、インソールは作っておく方が良いと思いますよ。
実際に走ってみた感想
さてさて、実際にシューズとサポーターを付けて走ってみます。
オーダーメイドのインソールの靴を履いてみると分かるんですけど、姿勢が一気に正しくなります。
そして、体重がしっかりとかかとに乗っかているのが分かります。
正しい姿勢になることで、正しいフォームになり、正しい身体の使い方になるんですよね。
姿勢が悪いとかフォームが悪いと言われても、どうやって直せば良いかを教えてくれる人ってあまりいません。
根本的に、インソールで一発解決じゃん。
サポーターもイイ感じです。
足首全体をしっかりと守ってくれています。
最初は、いつもと違う感じがあるので若干の違和感があります。
そして、慣れてくると筋肉疲労がいつもよりも少ないことが分かります。
恐らく、正しい身体の使い方をしているので部分的に筋肉を使わなくなったからでしょう。
インソールトシューズでこれほど体力消耗を減らしたり筋肉疲労を低減できるとは思いもしませんでした。
シューズ、インソール、サポーターの全てをそろえるのは少々お金が必要になります。
とりあえず、インソールだけでも作ってみると良いかもしれません。